余裕もなく、迷走する釣りが続く苦しい時間帯や状況を、あえて楽しみつつ暗中模索で試行錯誤の末、ようやく観えてくるものは、頑ななまでに信じ貫き通した果てに突然訪れる至福の瞬間。
もちろん全身全霊で受け止めよう。
どうにもならない時こそ、経験値からくる自信に根拠や理由付けみたいな煩わしいものは必要無いのかもしれない。
謎は謎のままでいい時もある。燃え尽きないためにも。
何事も深く長く携わっていると、経験を覆す信じられない事が時として起きたりするものなのか…。夕まづめも夢中になってしまい、山深い湖では辺りもすでに暗く、フラッシュを焚かないと撮影困難。
嬉しくどうしようもない達成感。
あれこれ血迷うくらいなら、惑わされず得意を貫く方が良い結果への近道。
どうにもならないなんて想うのは長い時のほんの僅かなのだから。
当たり前を見失わないようにしたい。
早朝から暗くなるまでお付き合い頂いた釣りキチさん、スペシャルガイドありがとうございました。今回の釣行での出来事もきっと忘れる事はないでしょう。また、ご一緒しましょう。
ハルカトミユキ 「世界」
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