大嵐の津久井湖

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    爆風、暴雨の津久井湖釣行。
    今回は星子くんと同船。
    そうです、あの雨風の中、湖に浮いて釣りをしてきたのです。
    なんなら期待度マックスで挑んでみた。
    と、その前に。



    この津久井湖釣行の前、別の場所で単独カヤック釣行での魚。
    軽く自慢の近況報告。
    で、津久井湖。
    とにかく朝から大風、大雨。
    装備万全、安全第一を念頭に。
    真っ先に実績ポイント。朝一番、ルアー回収時に大型魚のバイト。まあまあの勢いで突っ込んできたのに乗せきれず。操船に気を取られ完全に油断していて獲りこぼす。
    気を取り直し、とりあえず上流方面へ向かいながら釣って行く。
    いたるところから流れ込む泥水。
    上がるにつれ、どんどん濁りもきつくなる。
    嫌な濁り方なので上流は早々に見切る。
    尚も雨風は激しい。
    船にすぐ溜まってしまう大量の雨水を汲みながらキャスト。
    暴風と戦いながらの操船。そして、キャスト。いずれもなかなかにしんどい。
    それでも諦めずに投げ続けて何とかバイトに漕ぎ着ける。
    が、サイズが…思ったサイズとは程遠い。船縁まで寄せて来たがあっさりフックアウト。
    この天候でも小さめな魚が元気なのか。やっとバイトしてくれたのになんとも複雑な心境。ごめんよ、ブラックバス。
    中流域にまで濁りが廻ってきた。水位もかなり上昇。減水で露わになっていた岬や沖の立木もみるみる水没。ここまでの状態はあまり経験がないので良いのか悪いのかわからない。
    いい加減、雨も風ももういらない。なんてわがままなのだろう。
    少しでも、水が見た目綺麗な場所、風を避けられそうな場所へとアプローチ。
    で、星子くんに待望のバイト。
    celldivision mを岸ギリギリにキャストして巻きだしすぐのバイト。



    ナイスなコンディション。
    津久井湖のブラックバスはいいね。
    気になるフックを交換してすぐだった。変えていてよかったねぇ。
    その後も同じような場所へ入る。
    次第に、あれだけ吹いていた暴風も止み、容赦なく叩きつけていた横なぐりの雨も上がり湖面は見事に凪いだ。
    やっとゆっくり落ち着いて釣りが出来る頃には気がつけば身体くたくた。
    それでも気持ちは折れていない。丁寧に狙っていって、自分に3度目のバイト。
    残念、元気よく出ただけ。
    時間まで頑張って投げ続けたが、帰着の時間。
    自分は3バイト、ノーフィッシュ。
    結局、40%台だった貯水率が一気に60%台にまで上がった。
    期待大で臨んだ大嵐の津久井湖だったが残念ながら特大とはめぐり会えず終了。なかなか思い通りにはいかないな。
    反省は、悪天候に怯んで本来攻めるべき場所をきっちり攻めきれていなかったのではないかと今になって。弱気なアプローチが結果、小型の魚を呼んだ原因か。 悔しい。チャンスをものにできなかった。
    また頑張ろう。




    plutonium syrup





    一発目は津久井湖

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      祝日とかほとんど関係ない企業に勤めているんだけど、昨日の1日は流石に休みになった。
      有り難い。
      朝夕は雨予報だし、どっか釣りに行こう。
      大型連休。渋滞が恐ろしかったので迷わず家から約15分の津久井湖へ。
      まあまあ減水の津久井湖。朝は雨予報だったのに全然降ってない。
      でもでも釣りができるありがたさ。感謝。
      開始数投でsweet F.A slimにチェイス。
      おっ、今日はブレードか?
      思い、鼻息荒くブレード付きのサンプル品を含めブレードづくしで攻め続ける。
      時間が経つのは早い。
      お昼近く。だいぶ上流域まできたところで待望のバイト。
      のらない。
      まあまあサイズだったぞ。ドキドキするわ、まったく。
      更に目の色変えて突き進む。
      しかし、じわじわくるやらかした感。
      気が付いたら、晴れて暑いくらいになっちゃってさっぱり。
      一発の貴重度が高レベルの津久井湖。さっきのバイト、獲れなかった時点でもう終わりかな…。
      ため息のような深呼吸。ここでふと、我に帰る。
      諦めるな。まだ試してない事…。
      ルアー変えてみよう。
      celldivision mにチェンジ。
      そしたら数投目でバイト。
      今度はしっかりフッキング。
      なんなの?
      津久井湖バスよく引く。
      よく引くからでかい?と思ったらそうでもなかった。



      それでも嬉しい津久井湖バス。
      ありがとう。



      終了間近。やっと雨が降りだした。でももう時間がない。
      竿先にはさっき釣れた
      celldivision m。
      めぼしいところを撃ちながらエントリーまで戻る。終了。
      想像よりも釣り人も少なくて自由に釣りが出来た。
      ルアーチェンジであっけなく釣れちったバス。本当、なんなの?
      今の時期はとか固定観念に捉われずにしっかり釣りしろってことか。
      この日が休みになって、大好きな釣りが一日できて平和な日に感謝。
      そして、今までありがとう。新しい時代も大好きな釣りが沢山できますように。



      Metric “Risk”



      plutonium syrup




      celldivision m

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        size : about 137mm
        weight:28g ±

        celldivision(セルディビジョン)もこれで3サイズ展開。
        オリジナルサイズのcelldivision はトリプルフックが3個。
        今のところ一番小さいcelldivision sが#1/0のダブル3個。
        今回のcelldivision は#2/0が3個。
        そう、針ありきのボディサイジング。
        兼ねてから#2/0のフックサイズの
        celldivision も絶対に必要だと思っていた。
        #1/0と#2/0の中間のサイズがあればとか、強度の高い素材を使いその分、線径を細く、バーブを小さくして針ががりをもっとよく出来ないかとか…。
        実際、釣り針を作るとなったら簡単ではないのかもしれないけれど、様々思うところがあったりしていて。
        望ましいのはそのように釣り針もオリジナルで作れたら最高なんだけど。まぁ到底無理な話しな訳で、そこは既存の規格物にボディを合わせていくしかない。



        毎度、名前を考えるのも億劫なので簡単に
        celldivision m(セルディビジョン エム)でお願いします。



        今年の正月の遠征でも大活躍したこの
        celldivision m 、



        その後も活躍してくれた。
        ジョイントルアーでもそのジョイント方式やジョイント部分の断面加工はメーカーごと様々で、自分が求めるジョイントルアーのこうあるべきは、今のところ、ヒートンで繋ぐ方法がベストだと思っている。



        稼働域が上下左右へと一番自然。巻いてもボディ同士がヒットして音を出す。ジャークや首振りでもやっぱりボディ同士がヒットして音を出す。いわゆる干渉音がどの動きでも出すことが可能だ。
        何より作る手間がかからない(ジョイントにしては)のがいい。
        ボディ同士の間隔設定も調整が効く。
        ただこれには少々問題もあって、使っているうちにヒートンが緩み、ずれてくる。こうなってしまうと肝心の干渉音や当然、アクションにも影響が出てきてしまう。



        そこで今回新たにあつらえたジョイント部分のこのパーツ。
        単純なものだけれど、ヒートンでのジョイント方式の妨げにならないように何度も作り直してもらって出来上がった。
        これでヒートンの緩みも解消した。



        そして、自分が思うジョイントルアーで一番肝となるところはその干渉音。
        これにも実は色々あって、この干渉音に大きく影響を与えているのは実はリップなのです。意外にも。
        言わずもがな、水の抵抗を受けて潜らせたり、ルアー自体にアクションを与えるリップ。
        しかしこのリップがボディと共鳴して干渉音が増幅するといった効果もあるのだ。
        リップとボディが密着してることが条件だが、この増幅された音質もステンレスが一番大きく響き共鳴する。
        サーキットボードでもプラスチックでもアルミニウムでもこの独特な共鳴音は望めない。
        細身のボディと相まって、ステンレスならではのなんとも言えないボディのコトコトこそ命。と思っている。

        やわらリグ組みしながら思ったこと。
        最初の勤め先は楽器屋だった。
        そこでは接客の傍らギターやベースのリペアなんかを真剣にやっていた。
        それこそ、弦の交換からフレットの擦り合わせ、アッセンブリーの改造、ペグやブリッジ、ピックアップの交換などなど。
        仕入れ可能なパーツはとりあえず仕入れて取り付け、弾き比べる。もちろん、ダメな方向にいくこともあるが、色々試しているとその楽器の弱い部分を補ったり交換したらこんな感じになるのではと想像もついてくる。
        最終的には塗装を全部剥がして(アクリル系からラッカーへ)塗り直したりもした。
        気になるギターやベースがあればメーカーに無理を言って海外から取り寄せてもらう。
        その頃出だしたポールリードスミスも実際買ってピックアップを交換したり、まだ日本でもそれほど輸入がなかったサドウスキーやジェームスタイラーなどを取り寄せ弾き比べる。本当に贅沢だった。
        そして、思った。
        塗装や素材、パーツ、そのパーツの取り付け方、パーツ自体の素材なんかでこんなに音が違うのかと。
        昔から既存のものでは満足出来ず、何かを交換したり色を変えたりしてしまう癖。
        話しがそれてしまったが、ルアーのパーツをあれこれ考え、音がどうだとか言っている今。基本、今も昔もやってることは大して変わらないと思った。
        そうやって昔、ギターをいじり倒してきたことが、今になって少しは今に役立っているのかなあとも。
        そんな新作のcelldivision mだが、使い方はいたって簡単。
        投げてゆっくり巻くだけ。
        もちろん、首振りさせてもいいし、ジャークさせてもいい。リーリングとロッドで軽くダイブ&浮上の繰り返しも効果的。
        手にされた方は色々試して魚を手にして欲しいと思うのです。
        大型連休です。
        取り扱い店舗には既に発送済み。自分は仕事ですが、お休みの方は是非釣りに出かけて欲しいです。
        行き帰りには釣り具屋さんにも。


        Hakubi “光芒”



        plutonium syrup




        たくさん釣れたけど…

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          3月は津久井湖ばかり行っていて一度も魚に触れていないという…。
          なので、気分を変えて久しぶりに三島湖へ。
          たまにはカヤックで釣りしたくなったってのも大いにある。
          天気も一日雨。気温も一桁予報だったので真冬の完全装備で挑んだ。
          結果、12バイト、11フィッシュ。
          たくさん釣れた。
          ほとんどの魚がフロントフックにガッツリバイトでばらしもなし。魚のやる気も十分だった。
          津久井湖とは大違い。
          早上がりしてもこの結果。雨は釣れる。
          とても寒かったけど。
          でも、やっぱり釣れてくるのはお世辞にもいいコンディションとは言えない魚ばっかり。最長でも46cm。ペラッペラで軽い魚。
          産卵的な事はどうなっているのだろうかと心配になる。
          終わったの?
          いや、そういう痩せ方じゃないな。
          贅沢な話かもしれないけど、満たされない。
          一応、スマホで写真は全部撮ってみたけど貧相で可愛そうな魚の写真がズラリと。



          一番まともなのがこんな感じ。(見たいというリクエストがあれば全部見せます)
          一日中雨だったけど、釣り人も多かった。タイミングが悪いと上流部なんて順番待ちだからね。
          釣り場問題、深刻です。



          ルアー作りの方はというと。
          新しくパーツを仕込んでみたり、ちょっとした所を修正かけてみたり。細々やってます。



          金属加工は自分の力ではどうにもできないもの。毎回、訳の分からないものを作らせてしまって申し訳ないです。
          工場の方には、仕事とはいえ、自分のわがままに付き合ってもらってます。
          これは本当に有り難いことです。
          様々な人の力添えがあって、なんとか4月中には案内できると思います。
          少量ですが。



          stella donnelly “Old Man”



          plutonium syrup





          釣れない釣りはただただ辛い

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            週一ペースで釣りに行っているものの、なかなか結果が出ずどうしたものかと途方に暮れる。
            しかし、これが現実。普通の出来事なのかもしれない。
            今まで本当に恵まれた釣り場に助けられ成立していた釣果だったと痛感する。
            レンタルレイクという強大な制限と、それに伴った人的プレッシャー。
            結果はこれまでの釣り場が全てを物語る。
            リアルに直面すると、さてじゃあどうするかと。考えざるを得ない状況なのは確かだ。
            そして、釣り場が変われば道具も変わる。
            カヤック持っちゃってるとジョンの出番がほぼ無くなるね。特に関東では。
            どうにもならない事には争わない主義。いや、違う。若い頃は違った。歳くって億劫になっただけだ。まぁどちらにせよこちら側が変化しちゃった方が手っ取り早い。
            理にかなったというか合理的に状況に合わせていくとか。釣り場によってはもうスタイルにこだわる必要もないのかなと…。最近、思っている。



            半分ムキになってあちこち釣りに行ってしまっているもんだから、ルアー作りは予定よりも大幅に遅れてしまっている。毎度のことだけど。
            それでもやっと色塗りまでこじつけた。改めてジョイントはめんどくさい。
            釣れなくても水の上に浮いているだけでも楽しいとか癒されるとか、もうそんなんでは満足できない体と脳みそになってしまっているのだよ。
            ブラックバスよ。



            Cherry Glazerr “ Told you l’d be with the guys “



            plutonium syrup





            4度目の正直

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              2月、津久井湖、水面で50up。
              しかし、ここに至るまでにはタイトルにあるように4度もの津久井チャレンジを決行していた。
              毎回全く何もなし。
              真冬、極寒の湖の上で自分は何をしているのか。
              晴天、爆風、マジしんどい。
              寒い寒い中、一日中エレキの操船もままならない爆風とかマジ勘弁。
              頭をよぎる。もう辞めて帰ろうか。
              あったかいラーメン食って帰ろう。
              そう何度思ったことか。
              なぜ、そこまで。なぜそこまでして津久井湖に行くのか…。答えは簡単。毎回、もの凄く辛いけど、もの凄く釣れそうな雰囲気だったから。愛する大きなブラックバスに会いたいから。
              少しでも可能性があるのなら、行って釣りをしないことには何も起こらない。



              真冬によく行っていた三島湖。最近は原因が分かるほど通っていないのでなんとも言えないのだが、大型が期待できるような感じではないような気がしていた。
              この時期に大物を狙わないのは本位ではないし、そもそも勿体ない。
              ならばと大物が期待できるであろう津久井湖という選択でもあったのだ。
              4度目の2月最後の日は冷たい雨。けど、やっぱりもの凄く釣れそうな雰囲気。
              津久井湖も護岸工事の影響か、雨や雪が少ない今年の冬の影響なのかは分からないけど、かなりの減水。2月になって行きだしてからも1m以上は落ちたのではないだろうか。毎年真冬は満水なので釣果やスポーニングにもどう影響するのかも、もちろん全く分からない。
              ただ、どこから沸き起こるのか分からないモチベーションだけは異様に高く保てていた。


              雨でピンぼけ。ごめんなさい。

              4日間、何千回キャストしたか分からないけど、この一発を夢みての全てであることは間違いない。
              狙い通りとか、思った通りとか嫌味に聞こえるかもしれないけど、もうこればっかりは本当なんだからしょうがない。
              辛かった津久井湖チャレンジも経験。
              一人、歓喜した瞬間もこれまた経験。
              様々な感情や想いがまた一つ自分を成長させる。
              ありがとう。



              この釣り上げたバスの口から、自分の糸とは違う糸が1mほど出ていた。
              ラインブレイクで切れた糸だ。
              糸の先のルアーはお腹の中。
              自分のルアーを外して口の中から出ている細い糸をやさしくゆっくり引っ張る。するとヌルッとジグが出てきた。よかった。取れた。
              俺に切れた糸とジグを取って欲しかったんだ。そう思った。



              分からないことだらけだけど、ただ1つ言えるのは、2月の津久井湖50upもヌルッと取れたジグも奇跡的。
              そして、主役は愛するブラックバスだ。



              Lana Del Rey “Young and Beautiful”



              plutonium syrup





              いい時期なのに

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                9バイト、4フィッシュ。
                薄っすらと雪が積もった三島湖だったが相変わらずの減水と人的圧力なのか、お腹ぱんぱんのビッグサイズが現れることなく虚しく終了を迎えた。
                はたまたルアーが悪いのか釣り人の実力不足か。
                最大が46cmって。
                まあ、去年の今頃にもノーフィッシュなんてこともあったので一概には言えないけど。なんたって2月ですから。
                実はこの日の3日前の雨の日にも行っていて、その日は5バイト、ノーフィッシュと更に悪い結果だった。
                釣れてくる魚のサイズが微妙な事に今後の不安が否めない。両日ともにバイトしてくる魚も然りなのだから本当に困ったものだ。



                ある程度予想はしていたものの実際に現実として体験してしまうとそれはそれなりにショックな事実。
                なので、写真は雨上がりのタイミングで釣れたやつだけ。
                アホみたいに極寒期の寒空の下、カヤックを出してやっているのだから相応のご褒美が欲しいものだ。勝手な想いです。
                同じ人間の気持ちも分からないのだから、ましてや水の中の魚の気持ちなんてアンドロメダ級に計り知れない訳だ。



                完全私感です。
                書いている本人からは全く意図するところではないのかもしれないけど、なんとも言い訳がましい文章がはびこる昨今のSNSやブログには少々幻滅気味の近頃。
                過剰な表現や断言的な文章、言い切ってしまう物言いなどに違和感を覚えてしまう自分がいて。
                判断や評価といったものは受け取る側に委ねるぐらいの余裕が欲しいものです。
                小心者の自分には、文章と真逆の結果を迎えた時に…と考えるだけで恐ろしくなる。
                そして、自分にはない感覚なので羨ましくも思うのです。
                だから、ありがとう。
                追い詰められて大事なことを忘れるな。
                と自分に言い聞かせることにします。



                cloud nothing
                “The Echo Of The World”




                plutonium syrup





                自己満足の産物にとどまるな

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                  昨日は住む場所でもちらっと小雪が舞った。ここのところずっと釣りに行きたいと思える天候では全くない関東地方。
                  このままこんな感じの天候が続いたら釣りにも行かず、ブログの更新もなさそうなので、今回はあんまり取り上げない製作近況を。
                  次回作はジョイント、3次元。
                  手間は最大にかかるが、魂込めてのんびりじっくり進めています。
                  実はsweet F.Aやcelldivisionなどのリップ付きのプラグは、ほっぺから横腹にかけてほんの1〜2ミリ削ぎ落としてます。
                  されどの1〜2ミリ。
                  アクション的にはほとんど変わらないのだが、見た目に大分違った印象を受ける。自分的にはシュッと感を出す為に重要なボディ形成。
                  完成までの道のりはまだまだ長く険しい。



                  Blonde Redhead “Falling Man”



                  plutonium syrup





                  無謀な真冬の釣り旅

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                    房総のダムで成立していた真冬の釣りが他の場所でも通用するのか…。
                    もしかしたら他にも低水温でも元気なバスが居る場所があるのではないか…。
                    しかも極寒期特有のパンパンでグッドコンディションの魚体のバスが…。
                    そんな想いをずっと抱いていた。
                    その想いを実現させるため今回、真冬の遠征に踏み切った。
                    遠征先、しかも初めての場所で房総と同じようなことが起きうるのか…。
                    知りたい、確かめたいという衝動に強くかられていた。
                    真冬は房総だけだなんて…。本当にそうなのだろうか。
                    では、他の場所は…。色んな人に聞いても先ず無いでしょうとの返答。
                    日常でもその疑念や想いが湧き起これば日本地図とにらめっこ。黒潮の影響する地域を勝手に決めつけ妄想する。その場所の標高、水辺や岩肌に生える草木を思い起こしまた妄想。
                    更に自分の中で真冬の釣り旅の構想が膨らみ始める。釣れるかなんて全くわからない。
                    正月にブラックバスの遠征とか殆ど狂痴の世界。愚行の極み。お馬鹿のすることだろう。確信のないことなのだから。普通は。
                    でも自分で確かめなければ納得できない面倒な性格なのだ。
                    防寒対策には自信がある。人に勧められるほどに。今のところ、突然のモンスターにも耐えられるであろうタックルバランスも確立してきたつもり。
                    来たるチャンスをものにするための努力もしてきた。
                    あとは実際にチャレンジするだけだ。
                    今回、そんな愚行な想いに共感し賛同してくれたのは星子くん。そして二人でこの計画を進め実行した。
                    もちろん、一人でも行くつもりだった。
                    もしも一緒に行って散々だった日には同行者には申し訳が立たないからだ。
                    けれども一人よりも二人の方が色々と助かるのも事実。結果が得られるのも早い。自分のスタイルと近いものがある星子くんは打って付けの人物だ。有り難い。
                    みんなが口を揃えて言うように真冬は全然ダメだったら行かなかったことにしようとも正直思っていた。
                    けれどそう言う訳にはいかないほど自分達でも驚きで驚愕の結果となった。
                    事は3日の今年の初フィッシュから始まった。
                    翌日も朝一番から検証開始。
                    昨日の魚が唯一のモチベーション。風も無く水面からは一面、靄が立ち込める。温度差が激しい証拠。タックルボックスに着いた水滴は見る見るうちに凍りだす。
                    もちろん、ガイドも凍る。ラインが傷つかないように水にロッドを突っ込み解凍しながら釣り進む。
                    そんなキンキンに冷えた空気の中、星子くんから連絡が入る。
                    開始1時間くらい経った頃だろうか。
                    「特大です」と。
                    やった。真っ先にそう思った。
                    今思うと静かに発せられた星子くんの声はいつもとは違って震えていたように思う。
                    まだサイズは測っていないようだ。
                    場所を聞き直ぐに向かう。
                    周辺に着いても赤いカヤックを直ぐには見つけられないほど靄が強い。
                    迷っている自分に星子くんから大声がかかる。発見。合流。
                    いよいよ。
                    神懸かったそれは自分の前にも姿を露わにした。



                    …驚愕。
                    衝撃的な魚。
                    …嘘でしょ?
                    引くほどでかい。
                    様々を震撼させるに十分なバス。
                    初場所。1月。水面で食わす。
                    やった。理想が現実に。



                    スケールに載せる。64cmの紛れもないモンスター。
                    事件だ。
                    震える手。当然だ。
                    彼自身、初のロクマル。
                    目の当たりにさせてもらった。
                    この事件に賞賛する適切な言葉…見つからないほど痺れた。
                    ファインダー越しの怪物に驚嘆。
                    ルアーは試しに使ってもらっていた最終段階の
                    celldivisionのMサイズ。
                    自分の作ったルアーで夢のような事が起こったのだ。
                    ありがとう。本当にありがとう。
                    よし、今度は俺の番だ。
                    そう誓い別れた。
                    先程までやっていた場所まで戻り釣り再開だ。64cmが脳裏から離れない。ずっと居座る。切り替えられぬまま本気で釣り進む。
                    インターセクション少し上流、障害物で水が巻き淀みそうな場所。そんな場所で衝撃的な60upから30分程で自分にも暴力的なバイト。
                    キャトルの3+が見たこともないほどの弧を描く。
                    ロットよ、耐えてくれ。
                    ドラグは最初からフルロック。
                    カヤックなので糸は1ミリも出さない。
                    その為のロングリーダーだ。
                    何度も伸されそうになるがいなし耐える。
                    水面では暴れさせたくない。
                    シーバス用のネットを突っ込み一気に掬う。
                    獲った。やってやった。



                    ブリブリの56cm。
                    直ぐに星子くんに連絡。
                    特大サイズには到底及ばないが理想的なコンディションのバスだ。



                    釣りの神様ありがとう。
                    64cmに続きこのコンディションの56cm。
                    2人の想いが成就したのだ。
                    何度でも言う、ありがとう。
                    その後、一旦上がり午後、別の場所でやるもパッとせず。この日はこれで終了。
                    次の日も朝から検証。
                    こっちの場所の方が水は澄んでいる。関東に比べるとどこもかなり透明度が高い。クリアレイクに翻弄され続けるもどこかの物陰に潜みバイトしてくると信じ投げ続ける。



                    で、やっと釣れた。47cm。
                    もうこのサイズでは満足できない。
                    またまた午後場所を変えて釣り込む。
                    しかし、またパッとせずこの日も終了。
                    とうとう真冬の遠征最終日。
                    そして、残された時間は午前中のみ。今回の釣り旅で一番の実績場所を時間が許す限り打ち続ける作戦に。
                    64cmと56cmをまぐれで終わらさない為にも、無駄に終わらせない為にもここはもうやるしかない。
                    朝一番の感じはあの怪物達に襲われた状況と似ている。
                    否応無しに期待が高まる。
                    互いの健闘を祈り、それぞれ想いの場所に艇を進める。
                    開始程なくしてバイト。今が真冬とは思えないプラグへのアタックだ。 水深がある為か真下へゴンゴンと突っ込む。
                    この魚もよく引いた。



                    ヒレピンの綺麗な魚。
                    更に確信へと近づいた53cm。



                    まん丸な体型。果たして餌は何だろうか。
                    真冬でも元気な個体はこうして餌を食っている証拠。上手くタイミングを合わせられれば可能性はあると思うのです。一口にタイミングと言っても様々だけども。
                    まだ時間はある。有効に使いたい。
                    更に大物目指して、まだ打っていない所まで小移動。
                    岩盤好きには見逃せないポイント。こちらの雰囲気も良さそうだ。
                    小刻みにゆっくりと攻める。
                    深い所から誘い出すようなイメージで。
                    魚に嫌われないように慎重に。
                    しかし、臆することなく。
                    攻める気持ちが弱いアプローチは駄目だ。
                    そのルアーがもつ最大限のアクション、ポテンシャルで。
                    で、2回目のバイト。
                    引きからして期待していた魚ではなさそう。
                    余裕を持ってランディング。



                    1cm足りない49cm。



                    それでもグッドコンディションだ。
                    このストレッチまだ釣れそうな雰囲気。信じて釣り進む。
                    同じく臆することなく攻める。
                    予感は当たった。3回目のバイトだ。
                    この魚のバイト、今までのものとは少し違った。
                    なんと追尾してきたのだ。
                    ルアーの後方に、茶色く大きな陰があることに気付く。
                    そのまま一定のスピードで巻き続ける。
                    ずっと着いてくる。
                    もうカヤックとのディスタンスがない。
                    どうすることも出来ず止めてみた。
                    すると魚もピタッと止まった。
                    ここで反転したら終わり。
                    ルアーは魚の目と鼻の先。
                    すかさず鋭くトゥイッチを入れる。
                    それと同時に堪らずバイト。
                    丸見えのバイトシーン。釣った感最高潮。
                    真冬にこの食い方かっ。
                    勉強になった。
                    そして、またこの魚もよく引いた。



                    53cmあった。
                    御多分に洩れずグッドコンディション。ヒレも体も綺麗な魚だ。




                    そして、この魚を最後に2人の無謀な釣り旅は想像した以上の好成績で幕を閉じた。
                    何とか64cmと56cmをまぐれで終わらさないで済みそうな結果に繋がったと思う。
                    何はともあれ、星子くんの特大ブラックバスには本当に感動した。
                    自分で作ったルアーで釣るのは当たり前。意図があり、当然、必要性を感じて作っている訳だから。
                    自分には他の人が作ったルアーでここまで釣る自身が正直ない。
                    その事を踏まえても64cmは本当に凄いことだ。
                    素晴らしいものを見させてもらった。ありがとう。




                    今回、訪れた方面やダムのポテンシャルの高さを改めて実感した。
                    自分達からしたら釣ってやった感はある。しかし正直、釣れちゃった感も否めない。だからもうこんなことは二度と起きないと思い感謝を忘れない。
                    そして、この喜びを深く実感したい。
                    まだまだ検証しなければならないこともある。1回目の遠征なので大手を振って喜んではいけないだろう。
                    それでもこの釣果は紛れもない事実だ。
                    新たな可能性の片鱗。
                    今遠征での釣果は全て最終段階の
                    celldivisionのMサイズだった。
                    春の場所、夏の場所、秋の場所、冬の場所、細かい事は大して関係ない。どこでも自分が気になる時期、気になる場所にただ信頼できるルアーを信じて投げるだけだ。
                    そのモチベーションこそ最強なのだ。



                    そう、直感は経験で磨かれるのだ。
                    今起きている事は過去に自分が意思決定したことの結果だ。
                    最後は感謝を忘れずに。
                    ありがとう。




                    plutonium syrup





                    初バス

                    0


                      明けましておめでとうございます。
                      今年もどうぞよろしくお願い致します。
                      遠征先で今年の1匹目。 夕方にあった時合は瞬間だった。
                      ありがとう、ブラックバス。



                      AURORA “Queendom”



                      plutonium syrup





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