地形変化

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    初めての場所はマップで等高線を確認して、ある程度の地形や地質などを想像し、実際の現場と照らし合わせて釣りをするようにしています。

    よく言われるように、見えている地形はそのまま地つながりに、水中でも同じ地形やマテリアルであることが殆どです。魚探などを使わない私たちには大きな情報源ですね。

    地図などで確認してなんとなく流れを想像して水の当たる場所、そうでない場所を把握することもとても大事だと思います。

    水通しが良い場所は当然生命感もあるので見逃せないポイントです。まぁ実際、その場所に行ってみたら想像と全然違ったなんてこともあるのですが、照らし合わせるのも勉強と考えます。


    言わずもがな、インターセクションは異なる水が複雑にぶつかる場所で、プランクトンが発生します。生物が存在する意味が大いにある場所です。


    ベンドは大小様々ですが、反転流が起きたり、水深の変化や複雑な流れを生みます。水深の変化をみてタイミングよく狙います。

    チョークも入口出口問わず流れの強弱が起きやすい場所です。微妙な流れの変化も確認しやすい場所です。


    一見、直線に見える岸沿いも大小様々な起伏が存在し、人間から見たら小さな変化でもそこで生きる魚にとっては居心地や営みを左右する大きな要素と思います。


    私は、岸に生える草木を観察する癖が付いています。

    水気の多い所を好む種類なのか、そうでない所でも対応できるものなのか。

    日陰を好むものなのか、太陽の光を必要とする種目なのか。

    この様に考察すると、そこにはどんな生き物が生息していて、そして、それらはブラックバスの捕食対象になるものなのか。などなど。

    特に柳の木は虫が付きやすいです。それを狙って小魚が集まります。その小魚は当然ブラックバスの捕食対象になり得るでしょう。

    そして、釣れた所に生えていた草木のチェックも怠りません。


    私の知識など相模湖、津久井湖や房総のダム程度とたかが知れているので、あまり偉そうなことは言えませんが、真冬の遠征で行っている場所は草木の種類が房総ダムに似ています。

    房総ダムは真冬でも比較釣れる印象があります。

    なので、その似ている場所も橋や道路から見渡して、ここは真冬でももしかしたらいけるかもと推測した訳です。

    どう転ぶか分からない真冬の遠征へ出向き、実際、結果も出ているのであながち間違いではない様に感じています。


    ここで更なる考察です。

    無知で無学な私ですが、大きく距離が離れた場所にも関わらず、この共通点には黒潮の影響が多大にあるのではないかと感じています。


    冬でも暖かな温暖の海を湛えている地域の皆様には、是非チャレンジしてみてください。



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    流れ

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      河川はもちろん、一見、止水に感じられる沼や湖やダムにも上流と下流が存在する限り、必ず流れが発生します。

      強弱はあるものの、水の中の生き物たちにとっては強く影響を与えるものと私は考えています。


      ではその流れ。あった方がいいのか、ない方がいいのか…。

      はっきり言って分かりません。

      いい時もある。悪い時もある。ということです。

      これは、季節やフィールドにもよると思うので断言しないようにしています。

      とはいえ、私個人の感覚ですが、流れが効いている時の方が反応がいい気がしています。

      流れ単体ではなく、複合的要因がそうさせると思われるので、流れ+何か、の「何か」を探す事が重要です。

      流れプラスαです。

      しかし、流れが効いていても釣れない時があるので、本当になんとも言えないのです。

      ベイトへの関係なのか、はたまたブラックバス本人への直接的な影響なのか。

      正に魚に聞かなければ分からない案件です。


      ダムの放流、水門の開閉、タイダルの影響などで、流れがはっきりしている場所もあると思います。その様な場所はデーターなどに基づいて狙っていく釣りもいいと思います。水位なども関係してくるでしょう。

      それ以外は、憶測を楽しむのも自然相手の釣りのいいところだと私は思うようにしています。


      また濁りですが、様々な状況によって引き起こされるケースが想定されます。これにもいいものと、そうでないものがあると思っています。

      「変化を釣る」を実践するならば、濁りは明確な変化です。

      私は「変化を釣る」を大前提としているので、濁りはチャンスと捉えます。


      流れ同様、フィールドのタイプ、時期、濁りの要因、性質、濃さなどによってその影響は大きく変わってくるでしょう。


      この濁りは魚にはもちろん、釣り人に対するモチベーションにも大きく影響を与えることも事実多いと思います。

      クリアウォーターは苦手だ。多少濁っていた方が釣れる気がする。こんなに濁っていたら釣れる気がしない。などなど。


      実際に現場で体験して経験値を上げていくことが正解のような気もしますが、20cm沈めたらルアーが見えなくなる様な濁りでも私は何度も釣った経験があります。

      逆に恐ろしく透明度が高い山上湖でも同様に釣果を得たことがあります。


      たくさん釣りに出かけて体験と考察を繰り返してください。



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      操船技術 続編

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        私たちが船で通ろうとするコースは魚たちも通ります。何故なら理にかなっているからです。

        逆に言うと魚たちの回遊ルートを私たちも「通ってしまっている」ということです。

        イコール、ポイントを潰してしまっている可能性が高いということです。

        特に、チョークしている場所、岬周り、川幅が狭まる上流付近などなど。

        ベイトを含め、魚が通りそうな場所は船で侵入する前に1、2投してみてください。

        私はこれでいい思いを何度もしています。


        また、風が強く吹いている時、向かい風で釣り進むのはかなりしんどいですよね。

        私はその風に抗わず流されながら釣るようにしています。それにより無駄にエレキを動かすことがなく、魚にプレッシャーをかけずに済むと感じています。エレキのオンオフは水中の生き物にとって違和感でしかないのですから。


        私たちトップウォータープラッガーはハンドエレキを後ろに付けることがほとんどだと思います。バッテリーもその近くとなると、相当、後部に傾くことになります。

        必然、船首が持ち上がってしまい、そこにもろに風を受けてしまうことになるので、操船が忙しく、困難になります。

        私は、クイックコネクターで、ケーブルを延長してバッテリーを前に置くようにしています。

        これだけで、本当に操船が楽になります。

        もちろん、二人乗りの場合はこの限りではありませんが。



        初心者の方は、とにかくフィールドに出る事が一番で、たくさん壁にぶつかってください。

        上級者の方は、それが当たり前になってしまっていて、実はこっちの方が良かったってことが結構あると思うのです。

        盲信や過信をせずに、今一度見直す事をおすすめしておきます。


        年々、ブラックバス釣りが厳しくなっている昨今、そのほぼ9割以上をレンタルレイクで釣りする事が殆どです。

        ましてや仕事など様々な理由による数少ない釣行で、いかにブラックバスを釣るか。

        私は色々と考えてしまいます。



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        操船技術

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          操船が上手くいかないという人は船首の向きを意識するといいと思います。

          当たり前だけど、船は横方にはなかなか動き辛いものです。

          あまり近寄りたくない方角から船首をずらす。これ、意外に意識できていない人が多い気がします。

          釣れそうな方向に向かいたい気持ちはわかります。けれど気がついたらポイントの真上とかよくあることです。意識してみてください。


          それと惰性。

          これに関してはもう感覚でしかないので、多く船に乗ることに尽きるでしょう。

          惰性を考慮した距離感を見誤って、ポイントを潰してしまわぬようにしたいものです。


          ボートポジションもとても大事です。

          釣れなくて悩む人の多くは、このボートポジションに問題があるような気がします。

          恐ろしく私感ですが、大体の人は距離を取りすぎていると私は感じています。

          ポイントへのアプローチさえ間違わなければ5〜6mのキャストでも十分バイトは得られます。クリアウォーターでもです。

          もちろん、ロングディスタンスの必要がある場面もあります。

          しかし一日中、一生懸命投げてバックラッシュや回収に時間がかかり、尚且つアキュラシーの低下に繋がるのであれば、正確なキャストをより多く繰り返した方が、バイトチャンスを増やせて断然効率がいいと思うのです。


          操船技術、釣果に繋がる大事なことです。

          上手な人は本当に上手です。

          出来ているつもり的な状況はとても恥ずかしいので、上記以外でも気になることがあれば改善していきましょう。


          もちろん、私も日々勉強です。



          plutonium syrup











          準備や後片付けが的確で無駄が無い人は総じて釣りが上手

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            約2年のブランク、すみませんでした。

            無理のない程度で再投稿していきたいと思います。


            先ず、2021 / 5/ 2の投稿「実戦と考察1」の続き的なものから再開していきましょう。


            「準備や後片付けが的確で無駄が無い人は総じて釣りが上手」


            フィールドでボートの準備や片付けがスムーズではない人は釣りにもそれが出ると思っています。

            この準備や片付けで、釣りをしなくても上手い下手が大体分かってしまうという恐ろしい事実。


            普段の仕事や生活にも当てはまることだと思うのだけれど、準備がスマートでないので、その動線である本来の釣りも当然スマートではなくなる。

            余計なものが多かったり必要な物がなかったりと、差し詰めしたいことが定まっていないことが原因だと思います。

            初場所ならまだしも、そうでない場所でこの事態は避けたいものです。


            対して準備に無駄がなく、スマートな釣り人は釣りが美しい。

            そして、釣果も伴ってくると感じます。

            余計なことに気を取られないので、朝一番の選択から集中して釣りが出来ている印象です。


            恐らく何処でどういう釣りを展開したいかが明確で、おのずと必要、不必要がはっきりとして様々が見えているのだと思います。

            この必要、不必要は物だけではなく、釣りの展開、アプローチも含めてです。

            何時いつ釣りに行こうと決めた時点から既に魚釣りは始まっています。

            自分は大丈夫。なんて思っている人がいたら、今一度見直してみるのもいいと思います。


            私自身、準備や片付けも、スマートな釣り人を目指したいものです。



            plutonium syrup



            再開

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              ほっぽりっぱなしのブログにも関わらず、ちょくちょく覗きに来てくれる皆様、本当にありがとうございます。


              急ですが、しれっと再開させていこうと思います。


              定期的とはいかないですが、私感で想いを綴れればと思います。


              また滞ったらごめんなさい。


              私が、実際にフィールドに出て感じたり思ったりしていること(実釣版とでもいいましょうか)をお話しできたらと思います。

              かなり偏った考え方も出てくると思います。

              色々な釣り場に行って考えたことや思いついたこと、確認したことなどを書きつらねているので、もしかしたら一貫性に欠ける部分もあるかもしれません。何故なら釣り場によってアプローチや魚の状態が違うのもだからです。


              そして、アカデミックでもなく、科学的根拠なんて皆無。感覚的要素が殆どを占める内容となると思いますが、それらが少しでも皆様の釣りに貢献できるものであれば良いと考えています。


              魚釣りは所詮遊びです。

              それぞれ携わり方があって、温度があって然るべき。よって、押し付けなんてナンセンス。みんなの大好きな音楽の様に自由でありたいと思っています。


              インスタの方もあるので、また面倒になって続かなくなるかもしれませんが…そうですね、本題は次回からということで皆様どうぞよろしくお願い致します。



              plutonium syrup



              2022冬遠征

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                今期も恒例の冬遠征へ行って来ました。



                しかし、釣れたのなら饒舌にもなるのだけど、いい時間帯だけ5日間やって私は一匹も釣れないのだから、それをまったくどう書き記してよいのやら

                釣れていない人間の言葉ほど空虚なものはないし

                日を置いて感情がどう変化するか試みましたが、巡る言葉は結局、醜い言い訳。

                思案し、ここで去年の冬遠征ブログを振り返る。

                去年はなんとか釣ってました。


                年々酷くなっている。


                初年のインパクトが強烈過ぎて、落ち込み度合いが激しいですが、それでも同行してくれた

                https://www.instagram.com/star_child1002/ 

                星子くんは冒頭のいいバスを釣り上げました。

                最終日の出来事。

                ルアーはcelldivision mでした。

                宣伝ですみません。


                可能性を信じて最善を尽くす。

                素晴らしい結果に繋がったと思います。


                この一匹のバスで、『最悪の2人してボウズ』はなんとか回避。

                良かったです。ほんと。





                だんだんと、終わりが近づくにつれ、自然と2人の口からは「釣れたら奇跡だな」

                なんて言葉が漏れ始めていました。

                しかし、あの時の星子くんのメンタルに導かれた行動を今、振り返れば、奇跡なんかじゃなく必然だったのだと感じています。

                本人もきっとそう思っているでしょう。


                私が釣れなかった理由なんとなく分かっています。

                それはきっと余計なことで脳みそが支配され、釣りに集中できていなかった。これはやっぱりとっても大事だと痛感。

                そのことに途中で気づいたけど、最後まで修正出来ずに終わってしまいました。

                分かっていてもどうにもコントロール出来ない感情がまだまだ多いです。修行修行。


                と、口をついて溢れ出る釣れない言い訳は、察しの通り際限がないし、醜いので程々にします。


                けれど、また行きます。

                何がそうさせるのか。言葉にしない方がいいような気がしています。

                釣れるかどうかなんて全く分からない。

                しかし、可能性がゼロではない限り、自分の釣りを信じ、ロマンを求め、また行きます。



                plutonium syrup






                2022

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                  あけましておめでとうございます。


                  昨年同様、今年も

                  plutonium syrupをよろしくお願い致します。




                  plutonium syrup


                  ありがとうございました

                  0


                    今年も無事一年を終えることが出来ました。

                    何をするにも不自由な世の中ですが、強く、賢く生きていけたらと思います。


                    この一年、携わった方々、

                    plutonium syrupをご贔屓して頂いた皆様には感謝しかありません。


                    本当にありがとうございました。


                    私生活、仕事面、ルアー作りの面でも人の繋がりや協力などがとても大切で有難いことだと強く思えた一年でした。


                    いくつになっても学びの人生です。


                    それでは皆様、良い年をお過ごし下さい。



                    plutonium syrup


                    nbps

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                      長かった。

                      やっと発売に辿り着きました。

                      ここまでの道のりは本当に長かった。

                      色々ありすぎて携わった私でも整理がつかない。

                      実際に私と渡部さんのLINEのやり取りをみて頂いたら、完成までの四苦八苦具合がわかるでしょうね。

                      もちろん、電話でのやり取り、現場でのやり取りも同様です。

                      そのLINEを実際にお見せしたら面白いかも。


                      今回も様々な人たちの協力を得て、やっと完成しました。

                      わがままを受け入れて頂いた色々な業種の方々や友人には感謝しかありません。


                      ありがとうございました。


                      その四苦八苦具合は、ノーバイトブログを是非、ご覧下さい。


                      http://nobite.jugem.jp/#gsc.tab=0


                      販売、発送など、後はプロにお任せして、私はこの時期恒例になった冬遠征に行って来ます。



                      plutonium syrup



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